任国外旅行

2019年09月17日

モロッコへの帰還

ヨーロッパ旅行を終えて、
「あぁモロッコに帰って来たなー」と感じる瞬間がある。

それは飛行機を降りてモロッコの国土に足を着ける時ではない。
離陸前のヨーロッパの空港、チェックインカウンターから始まる。

8月末、モロッコ行きチェックインカウンター。
搭乗者の大半(おそらく)はモロッコ人。
アラビア語(モロッコ方言)が聞こえてくる。

スキあらば順番を抜かそうとする人。
列の並び順を理解できない人。
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床に線が引いてあってカウンターの1mくらい手前に並ぶじゃん?
そうすると順番が空いてると勘違いして人が割り込んで来るんだよね。
で、「並んでますよ」と説明するも、
どうも並んでいるのに隙間を空けている意味が理解できないみたい。

ちなみに2番目に並ぶ人がモロッコ人の場合、
床の待機ラインは無視される事が多い。
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でも誰も注意しない。

モロッコの航空会社なので添乗員もモロッコ人。
何故そんなに発券作業に時間を費やすのか理解できない。
なかなか前に進まない列。

俺の順番で、発券機の用紙交換が始まった。
最初は1人で頑張っていたが、結局しばらく絶ってから助っ人を呼ぶ。
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あーそうそう、この感じ。
モロッコに帰ってきたなぁ。

搭乗時も、なかなか席には座れない。
みんな荷物が多すぎる。
機内持込みチェックが緩すぎ。
座席上部に収納しきれない。
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順番を入れ変えたりしているけど、
順番を変えても大きさは変わらないよ。

というか毎回この荷物問題のせいで離陸が遅れる。
航空会社も学習して欲しい。

離陸時にも平然と電話で通話する人。
シートベルトしない人も多い。
でも誰も注意しない。

パンでパンを食べる機内食。
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これ夕飯です。肉も野菜も無い。
デザートもエッグタルト。粉モノづくし。
ビールは飲める。FlagSpecial。モロッコビール。

不思議なのは2時間弱のフライトでも機内食を出してくる。
食事時間は10分くらい。
あっという間に回収スタッフが来る。

周りの人達は、ほとんど機内食に手をつけない。
ほぼ新品のまま回収されていく。
何がしたいのだろうか。
多分、何も考えていない。

機内では入国カードの記入が必要。
でもボールペンを持っている人は少ない。
みんなでボールペンを貸し合う。
俺も何度もペンを貸した。
でも去年は知らなかったからペンを借りたな。
今年は学習したのでボールペンは機内に持ち込み。
これが日本人の学習能力!

特徴的なのは着陸時に必ず拍手する人がいる。
これはモロッコに限らないらしい。
まぁ、それは良いとして。

着陸後、電波が復活するとスグに誰かの電話が鳴る。
そして家族との長通話が始まる。

到着後の入国ゲートでは、意味もなくジグザグ歩かされる。
混んでいるわけではないのに、無駄に長い誘導ライン。
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数メートル先の窓口が遠い。
とても遠い。
途中で笑えてくる。
俺は何故ジグザグ歩かされているのだろうか。

やっと窓口に着いて、窓口にパスポートを見せるも、
「写真と髪型が違う」と言われ、
(10cmくらい髪が伸びたので)
メガネを外したり、髪を持ち上げたり。

それでも納得がいかないらしく、
他の窓口にいた男に応援を頼み、同時に全方向から複数の男に後頭部をジロジロ見られた。
もちろん、その間は他の窓口もストップ。
スタッフ全員が俺の顔をチェックしてるので。
なので列に並んでいる人達からもジロジロ見られた。

パスポートが偽物かチェックするために、
窓口の男が俺のパスポートをグニグニ曲げる。
いや、電子チップ入ってるからやめて!
折り曲げ禁止って書いてあるやん!
思わず大声出しちゃったよ。

なんとかゲートを通過。
そして少し歩いてから気がついた。
「あいつ、まだハンコ押してなくない?」
気がついて良かったぁ。
気がつかなかったら大惨事だった。
ちなみにハンコ押し忘れ事件、これで2度目。

ハンコが薄すぎる事件もあったな。
押印された文字が全く読めないけれど、結局は押し直してくれなかった。


荷物受取場でもモロッコは魅せてくれた。
ベルトコンベアーに荷物を密集させ過ぎ。
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荷物が出てきた瞬間から異常な密集具合。

ベルトコンベアからボトボトこぼれ落ちる荷物。
出口のところでは荷物が詰まっている。
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そりゃそうなるよね。
あわてて優しい乗客がボランティアで荷物整理してくれている。
俺はもう既にモロッコに疲れて、そんな気力は無かった。

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2019年09月14日

カナリア諸島

スペインのカナリア諸島。
モロッコの沖、150kmくらいに浮かぶ島々。
ティネリフェ島とグランカナリア島に行ってきた。

大西洋のハワイと言われるカナリア諸島。
ハワイ諸島と似ていて、南国の文化、独特な植物、そして火山が沢山ある。
飛行機から見たら火口が沢山!びっくり。
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ティネリフェ島にあるテイデ山(3718m)は、なんとスペイン最高峰。
周囲150km程の島なのに、スペイン最高峰の山がある。

バスとロープウェイで山頂付近まで行けるらしいのだが、
悪天候だったし時間もなかったので断念。

ティネリフェ島で生産しているDORADAビールにはテイデ山が描かれている。
工場見学もしたかったけど、曜日が合わず断念。
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カナリア諸島では他にもTropicalビールも生産していて、
この2つの銘柄が勢力争いをしている。

市場に併設されている食堂で、お魚タパスを堪能。
DORADAビールもTropicalビールも堪能。
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ビール&タパスが安い。旨い。早い。

バスの車窓から見ていると広いバナナ畑が沢山あった。
バナナも有名らしい。
形がしっかりしていて甘すぎず食べ応えある美味しいバナナでした。

カラフルな街並みが特徴的で、美術館なども多く、街歩きだけでも充分に楽しめる。
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グランカナリア島のラスパルマスには、
冒険家コロンブスが滞在した家が博物館になっていたり、
大量の人骨を展示していることで有名な民族博物館などもある。
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また、グランカナリア島の南部マスパロマスは、砂漠の様に広い砂浜ビーチがある。
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ここはヌーディストビーチで、海岸まで行くと全裸で海水浴を楽しんでいる人もいる。
ヌーディストビーチでなくても、ヨーロッパではビーチでトップレスの女性も多い。

日本人には不思議だねー。
モロッコでは無理だね。ハマム(銭湯?)でもパンツを脱がないので。

ちなみに「カナリア」は犬の意味。
街には犬の銅像があちこちで見かけられます。
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2019年09月08日

チュニジアとモロッコ比較

チュニジアに行ってきた。
北アフリカでイスラム教の国。
モロッコと似た文化を持つ。

お互いのライバル意識は強そう。
モロッコ人の同僚に「チュニジアへ行く」といったら、
「なぜ?そんなところに行くんだ?モロッコにも良い所いっぱいあるだろ?海外旅行ならヨーロッパ行きなよ」と非難される。

チュニジアで「モロッコに住んでる」と言ったら、
「だから何?」みないな顔をされて話が進まない。
もしくは「お前はどっちの国が良いんだ?」と聞かれる。

互いに意識している雰囲気を感じる。
というわけで、自分なりにモロッコとチュニジアを比較。

想像していたより、かなり違う文化の国だと感じた。
モロッコに慣れているから微妙な違いも気になってしまう。

■チュニジアの良い所
※モロッコ比較(個人感想)
・海がキレい!
・物価が安い!特に交通費!

・歴史のある史跡が多い

・陶器の絵付けデザインが細かい
・モザイク画アートはモロッコには無い
・旧市街のドアが点描アート。
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・クサール(ベルベル人が住んでいた家)が独特の形
 →スターウォーズのロケ地になっている場所もある
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・味付け、調理法の種類が豊富。半熟卵を作れたり、魚介出汁も使う。
・ハリッサ(唐辛子ペースト)が美味しい。
・湿気で暑いためか、ほとんどの建物や電車にはクーラーがついてる。
電飾も沢山使っていたから、モロッコより電気代が安いのかも。

■チュニジアの悪い所
※モロッコ比較(個人感想)
・暑い、湿気がすごい
・モロッコより少し治安が悪いかも
 →落書きが多いごみのポイ捨てが多い
・ドアや窓、トイレや水道が壊れている確率が高い
・ネコが人を恐れていてスグ逃げる
・電車の座席指定が無いので席の奪い合い
 →争いに負けると立ち乗り
・首都チュニスに人口が密集している
 →都市部ではタクシーが捕まりにくい
・スーパーに並んでいる野菜、果物が少ない
・オリーブはモロッコの方が味も量も良い

■その他の相違点
※モロッコ比較(個人感想)
・モスクや家の屋根が、球形や三角形が多い。
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モロッコは全てが四角い。

・モロッコが隣国スペインの影響を受けている様に、チュニジアは隣国イタリアの影響も受けているらしい。

・英語話者が多く、フランス語離れがモロッコより進んでいる。
・ベルベル語の話者は極少人数しか残っていないらしい。

・貿易赤字のため(?)輸入制限が多く海外製品が少ない。マクドナルドもない。

・スーパーマーケットではカット済みの肉がパック詰めで売ってる!日本みたい。
・お酒が隠れていないところで売っていた。
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モロッコではありえない。

・ルアージュ(乗り合いタクシー)に券売所があり、コンピュータによる配車システムがある。
・観光地の入場料が周遊パスポート方式になっている。
 →ケロアン、チュニスのカルタゴ遺跡、エルジェム円形闘技場などでは、観光地1ヶ所だけの購入はできず市内観光地の複合チケットを購入する必要があった。
モロッコでは、そんなシステマチックな販売方法は想像もつかないし運営もできなさそう。



marocoba at 19:48|PermalinkComments(0)

2019年09月05日

南仏プロヴァンス地方~観光地編②~

■エクスアンプロヴァンス
美術館やショッピングが等の街歩きが中心。
メイン通りよりも、小道の散策が面白い。
街並みも独特で、整然としていて美しい。
水が豊富で噴水が有名らしい。
独特な噴水オブジェを見つけるのも楽しい。
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■ポン・デュ・ガール(水道橋)
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「プロヴァンスに来たら水道橋を見ていけ!」
という謳い文句なのに交通の便が悪く、アビニョンやニームからのバスが2時間に1本程度。

水道橋だけでなく、敷地内でのアクティビティが充実。
中世の田園風景を再現した区画があるなど散策も楽しめる。
博物館の展示も良かったのでオススメ。


■レ・ボー・ドゥ・プロヴァンス
「フランスで最も美しい村のひとつ」と呼ばれている村。
確かに独特な石造りの白い街並みは特徴的だが、大体この手の謳い文句は大袈裟だ。
それに人が多すぎて、思ったより景観をのんびり楽しむ感じではなかった。
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村の頂上には城址があり、高台からの絶景が味わえる。
また、投石器・弓矢・コスプレ体験など様々なアトラクションが用意されていて楽しそう。

美術館にも行きたかったけど3時間待ちと聞いて断念。

途中バスで経過したサン・レミーという街も、良さそうだった。
機会があったら行ってみたい。

■アルル
ビゼー作曲「アルルの女」や、ゴッホが沢山の名画を残した地として有名。
街中にはいくつかゴッホが描いた場所があり、解説板が立っている。
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街の中心には古代ローマの円形闘技場がある。
未だにイベントに利用されていて、訪れた時は闘牛が行われていた。

夜には史跡ローマ劇場で映画の上映会も行われていた。
世界遺産の史跡が今でも活用されているのが面白い。

■ニーム
円形闘技場をはじめローマ帝国時代の史跡が残る大きな街。

■リヨン
パリに次いでフランス第二の都市。
星の王子の作者サン=テグジュペリの故郷。
旧市街は街ごと世界遺産に登録されている。

また、美食の街としても有名。
しかし物価が高い。

観光地は丘の上の大聖堂を中心にコンパクトにまとまっている。
日没後にも丘の上に登るのがオススメ。
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夜景もきれいだった。

しかし街から空港のアクセスや、
新幹線の駅から観光地までのアクセスがスムーズではない。
都会だから仕方ないのかな。

marocoba at 19:37|PermalinkComments(0)

2019年09月02日

南仏プロヴァンス地方~観光地編①~

■ニース
高台からの海岸線の写真が有名な街「ニース」。
ビーチは砂じゃなくて小石なんだね。知らなかった。
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観光客が多いのに落ち着いた雰囲気。
お金持ちが多そう。

お金持ちの国「モナコ公国」まで電車で30分。
また、マルセイユへ向かう途中の海岸沿いには、映画祭で有名なカンヌなどのリゾート地が多数ある。
車窓からは、美しいビーチで海水浴を楽しむ人達が見られる。

しかし夏季は渋滞問題が申告らしい。
ホテルのテレビで観たニュースで報じられていた。

■マルセイユ
マルセイユは雑多な港町という感じ。
人が多くて賑やか。

名物ブイヤベースは高級料理。
厳密には地中海で獲れた魚を使わないとブイヤベースではないらしい。
貴重な機会なので、奮発してブイヤベースを食べてみた。
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フランス人でも食べる機会は少なく、食べたことない人も多いらしい。
日本でいう鰻重?フグ刺し?みたいな存在かな。

■アビニョン
旧教皇庁の観光がメイン。
タブレットガイド(日本語対応あり)が充実していて凄い。
昔の内装などがAR(拡張現実)で閲覧できる最新ハイテク機能。
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ゲーム要素もあり冒険感があって楽しい。
歴史もわかりやすく説明され、ゆっくり2時間以上は楽しめる。

夜は中庭でプロジェクションマッピング。
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教皇庁だけでなく、街中のあちこちで無料のプロジェクションマッピングやってた。

アビニョンは交通の便が良く、
プロヴァンス周辺を観光する拠点にはとても便利な所。

marocoba at 19:30|PermalinkComments(0)