最期のブログ

2020年03月17日

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)

帰国してから2か月が経った。
新型コロナウイルスが流行したために、
全世界で活動している1700人以上の協力隊員が、緊急一時帰国することになった。

JICAは下記の様に発表している。
「派遣先には医療体制が整っていない地域も多く、移動制限を始める国もある中、万が一の事態に備えて、隊員の健康を考えた予防的な措置。」

確かに、医療体制が不十分な国は恐いし、
予防知識
レベルの低い人が多い国は危険。
そのうえ移動制限されたら大惨事になり得る。

理由は明確だと思うし、納得もできる。
でも、とても残念で悔しい。
現役の隊員達は、もっと複雑な想いのはず。
気持ちが整理できないまま帰国した隊員も多いと思う。

活動期間が短くなる。
2017-4次隊・2018-1次隊員は、
もう任国には戻れないかもしれない。

しかし、もう決まったこと。
より最小の被害で事態が収束するのを祈って待つ以外に仕方がない。


ところで、今回のウイルス流行に対する世間の反応には、
悲しい出来事も多々あった。

マスク等の買占め転売行為には、大勢の人々が迷惑な想いをした。
また、発症者を出した街・会社・店を必要以上に差別する人がいた。

マスコミは視聴率目的の大袈裟な報道で事態を拡大させ、
世論に怯えた企業政府は、免責だけが目的のアナウンスやパフォーマンスも多かった。
デマも多く流れ、科学的根拠の無いウイルス予防策も萬栄した。

そうして作り上げられた大規模な自粛ムードによって、
様々なイベントが中止となり、
プロ野球・サッカーの試合が延期され、ディズニーランドなどは閉園、多くの施設が閉鎖され、飲食店からは客が減り、協力隊員も強制退去。東京五輪さえ開催が危ぶまれている。

イベントの「中止」というのは、
「遊ぶところが無くて残念」「選手たちが可愛そう」というレベルだけの話ではない。

イベント1つ開催するには、沢山の業者や労働者が関わっている。
派遣労働者・パート・アルバイトは収入が無くなり、
イベント開催を頼りにしていた下請け企業は倒産を余儀なくされる。

毎日、ウイルスによる被害者の数が発表されているけど、
その数以上に、間接的な被害者がいることも忘れることができない。


marocoba at 11:52│Comments(0)その他 

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