帰国後のことジュンノスケの夜明け

2020年01月14日

ファントム・メナス

電気・水道どころか、
冷蔵庫・洗濯機・ガスコンロもあるモロッコ隊員。

ほとんど生活には、困らない。

そのためか、
細かい不便にストレスを覚える。

もし、電気・水道も不安定で、
冷蔵庫も洗濯機も無い生活ならば、
多少の文化の違いは、気にならないかもしれない。

しかし、生活がスムーズだから、
嫌な事があった時の衝撃が強い。
ちょっとした事が鼻につく。

生活が安定しているから、
活動はしっかりやろうとする。
モロッコ隊員は、活動を「仕事」と言い、
日本にいた時と同じ様な緊張で働く。

現地人も問題なく生活ができているので、
要請の内容や、同僚の悩み事も、
他国の多くの隊員とは水準が異なる。

ボランティアとして、
さらに発展した考えを持つ必要がある。
国際協力として、さらに高度な支援が求められる。

そのうえで、
モロッコ人の国民性と向き合い、
活動しなければならない。

また、発展した街で活動する隊員は、
現地人との人間関係も希薄になりがち。

村での生活のように、
心も身体も支え合って一緒に生活した現地人、
という様な存在は少ない。

他国隊員と比べると、
1人で過ごす時間が長くなり、
ストレスを抱える原因になっていると思う。


そして、こうしたストレスは、
旅行や買い物で発散する隊員も多い。

モロッコは観光大国。
どこに行ってもテーマパーク。

おしゃれなカフェ・レストラン、
可愛い雑貨、美味しい食事。

毎週末に旅行しても、
まだまだ飽きる事がない楽しさが、
いっぱい詰まっている国。

電気・水道が安定、
洗濯機も冷蔵庫も完備。
そして観光要素が盛りだくさん。

それだけを、他の国の隊員が聞けば、
とても羨ましく思うだろう。

けれど、モロッコ隊員には、
モロッコならではの苦悩が詰まっている。

苦労しながら一生懸命に活動して、
全力で楽しく遊び、そして学ぶ。

そんなモロッコ隊員達と、
2年間一緒に活動できたことは、
貴重な経験となりました。
感謝。

marocoba at 09:03│Comments(0)その他 

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