活動まとめ⑧~マネーの使い方~メルズーガ4WDツアー

2019年11月30日

活動まとめ⑨~ボランティアの価値~

活動のまとめブログ、
これが最終回。

前々回の記事で、
協力隊員にとって要請活動は20%程度の存在、と書いた。

国際協力として派遣さるけれど、
あくまでも1人のボランティア。

本当に有意義な支援は、
有償支援や円借款や専門家派遣など、
もっと大きなプロジェクトがある。

ボランティアが出来ることは、
わずかな希望を残すくらい(笑)

でも、
協力隊員にしかできないことがある!

それは、
最前線で働き、現地の目線で生活すること。

大きなプロジェクトになると、
任国の人達は、なかなか本性を現さない。

大使館やJICA等に対しては、
気を使い、丁寧に接客して、良い顔する。

客が来たり、監査の日だけ、まじめに働く。
格好つけて普段やらない事をする。
使ってない機器を使う。
嘘のデータを見せる。

でも、協力隊員は現地職員と同じように任地に常駐するから、普段の顔を見ることができる。
現地人の裏の顔を知る。
それができるのは協力隊員の強み。

さらに、
本当の文化・風習に触れるのも、
協力隊員だから出来ること。

企業や大使館やJICAは、
食事に招待されたとしても、
レストランの接待用の食事。
本当の家庭料理やローカルフードを食べる機会は少ない。

ローカルな交通手段だって、
利用するのは協力隊員ばかり。

大使館員やJICA職員は、
バスやグラタクはもちろん、
電車にすら乗ったことない人も多い。

協力隊員は、
現地人が使う交通手段で移動して、
現地人が日頃から食べる物を食べる。

現地目線で生活して、一緒に働いて、
悩みを聞いたり、相談したり。
客や仕事相手ではなく、
同僚・友人・家族として現地人と交わる。

協力隊員にとっては、当たり前すぎて気が付きにくい。
けれどそれは、とても価値がある事。

要請は、協力隊員が任地に滞在するための理由でしかなく、
隊員が国際協力に貢献できる真に価値あるモノは、
現地目線で生活して得た、貴重な知識と経験だと思う。

任期が終わって帰国した後も、
この経験と知識を活かし、社会に貢献できたら良いな。

marocoba at 11:54│Comments(0)ボランティア活動 

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