Ifrane/イフラン協力隊員の苦悩

2019年07月21日

第25回参議院議員通常選挙

日本で参院選の真っ最中。
しかし、いろいろあって投票できなかった。
海外で投票するには、事前に「在外選挙人証」を発行しておく必要があった。
知らなかった。。。

「在外選挙人証」の発行は大使館でできる。
けれど、地方自治体と郵送で書類を往復させるらしく時間がかかる。
事前に手続きするべきだった。残念。
詳しくは外務省のHPを読んでください。

在外投票は「在外選挙人証」と「パスポート」と持って、日本大使館に行く必要があります。
ちなみに投票期間は(今回は)開票日の2週間前~1週間前でした。

2017年の衆院選は、協力隊の派遣訓練中で投票できない同期隊員が多かった。
週末に帰宅できない人は、事前に不在者投票の申請をしておく必要がある。
知識が無いと投票できない。気をつけよう。

モロッコも選挙制度がある。らしい。
けれど自分が滞在中に選挙はなさそう。
2021年に下院の任期が終わるので、その頃には選挙あるはず。

モロッコに住んでいると、国の役割、政治の影響、公共事業の大切さ等を露骨に感じる。
政治に意見したくなる気持ちもわかる。
だからデモや投票の必要性を知った。
また、投票権がある有難さも感じる。俺にはモロッコの投票権が無いので。

日本は投票率の低下が問題になっているけど、それって平和な証拠かもね。
不満が無いということでしょう。

でもね、若い人は投票して欲しいと思う。
年代別の投票率は公表されているし、政治家は気にしていると思う。

高齢者の投票率が高いと、選挙で勝つために高齢者のために政治することになる。
若い人には苦労させて、高齢者には楽させる。
だから年金問題は解決しないんじゃないかな。
若者の投票率が年配者を上回ったら、状況が変わっていたかも。

多分だけど、所得別の投票率もわかるんだと思う。公表してないっぽいけど。
低所得者は投票率が低いという記事を読んだことがある。
もしそうだとしたら、
低所得者から税金を搾取して、高所得者をチヤホヤする政治になるかも。

個人的な見解だけど、
「誰に投票したか」はそれほど重要ではなくて、
「誰が投票したか」は重要なことだと思う。

marocoba at 12:56│Comments(0)海外生活 | その他

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