日の出ずる国、沈む国。お強いのが好き(サッカーアフリカ杯)

2019年07月09日

お金の価値は(映画「億男」)

ちょうど自分がモロッコに着任した頃(2017年冬)に、
俳優の佐藤健さん、高橋一生さんがモロッコで映画の撮影をしたと話題になっていた。

そして2018年10月、映画「億男」が公開。
最近、動画配信されたので視聴しました。

あらすじは、
宝くじに当たった男が「お金」の価値や意味について考えていく、という話。
その「お金」について考える場面の1つとして、モロッコが出てくる。

自分もモロッコで生活していて、
お金の意味について考えさせられる。

例えば、
急いでいる時、緊急の時は、
値段が高くても支払う価値がある。

つまり、立場・状況によって「お金」の価値は違う。
だからモノの値段が変わってくる。

同じモノを買っても、
同じ距離のタクシーでも、
現地人と旅行者では値段が違うときがある。

「足元を見る」なんて言葉があるけど、
まさにその通りだと思う。
高級な靴を履いて買い物すれば値段が高くなる。

日本人は「ぼったくられた」と思うかもしれない。
でもちょっと違う。
相応の人から、相応の値段を請求するだけ。

日本では大抵の商品・サービスが、
全ての人に対して同じ値段。
モロッコでは、貧しさを理由に安くしてもらう人もいる。

街を歩いていると、
物乞いが「1dhちょーだい」とねだる。
物乞い達は、たった1dhでパンが食べられる。
旅行者はレストランで30dhのタジンを食べる。

立場によって「1dh」の価値は異なる。
「1dh」で命をつなげる人達もいるし、
「1dh」では茶も飲めない人がいる。

決して、
貧乏=不幸ではない。
金持ち=幸せではない。
貧しくとも幸せそうに暮らすモロッコ人達に驚かされる。

○○があれば幸せ。
ではなく、
○○があるから幸せ。
とモロッコ人は言う。

無いものは無い。求めない。
(その考えにイラっとする時もあるけど)

「家族がいるから幸せ」と言うモロッコ人も多い。
日頃は贅沢をしないモロッコ人も、家族のためなら出費を惜しまない。

家族と暮らすために会社を辞める人もいた。
収入よりも家族が大事。

人によって「お金」の価値は異なる。


marocoba at 12:29│Comments(0)モロッコ文化 

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