Sidi Harazem シディ・ハラズン入手困難な食材たち

2019年06月30日

グランド・タクシー

モロッコで街間を移動する手段は、
・国内線飛行機
・国鉄電車(ONCF)
・国営バス(CTM)
・国鉄バス(SupratoursSu)
・民営バス
・グランド・タクシー
・ミニバス
・専用ドライバー雇う

等がある。
今回は日本人旅行者には馴染みが薄い、
グランド・タクシー(通称:グラタク)について。

■プチ・タクシーの見分け方
プチタクは4人(乗客3人)乗り。
車体カラーが濃い目。赤とか青とか。

グラタクは7人(乗客6人)乗り。
車体カラーが白ベースが多い。

タクシーと呼んでいるけど、
グラタクは決まった路線以外は走らない。
決まった路線を走るので、どちらかというと「バス」。
街のどこかにグラタク駅がある。
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決まった路線上ならば、どこでも降りることもできるし、
途中から乗ることもできる。

街から出るタクシーは大抵は満員の状態なので途中乗車はほぼ不可能。
街に入ってくるタクシーは途中で人を降ろした可能性があり、空席があれば途中でも乗車可能。

■グラタクの使い方
7人乗り(運転手含む)で、乗客6人が揃うと出発する。
6人分の料金を払えばチャーターのように貸し切りで使える。
グループ旅行だと便利。

どの町に行く路線があるのか。
それは、その地域の事情に詳しくないと非常に難しい。

いつ出発するのか。
集まれば出発という性質上、はっきり分からない。
残りの人数分の代金を払えばスグ出発することも可能。

時間帯によっても異なる。
通勤通学の時間、平日と土日、ラマダン中、
スーク(市場)が開催される日など、
状況によって人の集まり方は違う。

目安の値段だけど、
1時間走行すると大体30dh/人。
つまり180dh/台。

■グラタクの快適さ
使い方は難しそうだけど、
乗り方のコツを掴めば、安くて速くて快適な移動手段。
街移動する際は、とりあえずグラタク駅に行って確認すると良い。

英語が話せる可能性はかなり低いけど、
言葉が通じなくても雰囲気を感じ取れる。
その街には行けない、行けたとしても本数が少ない、高額。
雰囲気でわかる。

なによりもグラタクがおススメの理由。
それは、超絶景が味わえること。

また、山越えはバスより揺れが少なく、
乗り物酔いが苦手な人はグラタクおすすめ。

グラタクは100㎞超えのスピードで砂漠を駆け抜ける。
どんどん車を抜かしていく。
対向車をスレスレで交わしていく。
絶景とスリルを味わえるアトラクション。

■グラタクの移動範囲
6人分払ってチャーターしたとしても、
どこにでも行けるわけではない。

グラタク業界の縄張り争いは厳しく、
その道路で営業して良いタクシー(運転手)が決まっている。

また、運転手が元の街に戻ってくる必要があるので、
普段行かない場所に行く際は、往復分を請求される。

客が沢山いて、車両が沢山あっても、
目的の街に行きたがるドライバーがいなければ出発しない。

とにかく駅に行ったら行きたい街を言って、
断られたら値段交渉するか、
グラタク乗り継ぎで行けないか確認したり、
他の交通手段(グラタク乗継やバス)を聞けば教えてくれる。

■グラタクの行き先
大きな街を超えて走行するグラタクは少ない。

例えば、
ラバト→フェズと移動する場合、
途中にメクネスという大きな街がある。
だからメクネスで乗換るのが普通。
ラバト→フェズ直通は少ない。

ワルザザード→エラシディアも同様に、
ブマルン(ダデス)とティネリールで乗換えるのが普通。
などなど。

どこが大きな街なのか知っていると、
スムーズに乗換がわかる。

■旧グラタクに注意
新型車両は3列シートになっているので、
6人乗っても大丈夫なんだけど、

旧車両のグラタクは同じ6人乗りでも、
助手席に2人、後部座席に4人と、
かなりヤバい。
IMG_20190608_140509
特に理由もなければ乗車は避けたい。
もしくは2人分を払って2席分を1人で確保した方が良い。

しかし、これほど古いベンツに乗る機会は日本では滅多に無い。
車好きにはたまらない。
メカ好きにはたまらない。
あえて乗ってみるのも楽しい。

それから旧タクに限らないけど、
冬でも窓全開のドライバーが多いので、
冬季は「寒さ」注意です。

marocoba at 12:22│Comments(0)海外生活 | 観光

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