温泉!ムーレイ・ヤコブ Moulay Yacoub

モロッコでは希少な、
がっつり浴槽に浸かれる温泉街。

フェズから車で20分弱。
グラタクで簡単に行けます。
バスも出ている。

街に降り立つと、硫黄の匂いが漂ってくる。

温泉付きホテルに泊まるのも良いけど、
日帰り風呂もいくつかある。

でも、施設が新しくて清潔そうな日帰り温泉は1軒だけ。
他は安いけれど、ローカル感が強すぎて、入るには勇気が必要。

風呂グッズや土産屋がズラりと並ぶ下り坂を降りきった先に、日帰り温泉施設がある。
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料金プランはこんな感じ
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・個室ノーマル 35dh
・個室ジャグジー 60dh
・水中マッサージ 110Dh
・大浴場 20dh ※ロッカー5dh

水中マッサージってなんだ?
わからん。誰か教えて。

個室ジャグジーも使った事がないから内容は不明。

個室(ノーマル)は浴槽があって湯舟に浸かれる。
蛇口からは、熱い温泉と冷たい水が出る。
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洗い場は無く、温泉以外のお湯は出ない。
なので、温泉の後に身体を洗い流せないのが難点。
けれど、荷物ごと個室に入れるので安全ではある。

大浴場は、こんな感じ。
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ハマム同様、パンツ姿or水着で入浴。
大浴槽の横には洗い場やトイレもある。
ロッカー(5dh)は係の人が荷物を預かってくれるだけ。
完璧に安全とは言えないが、特に問題はない。はず。

泉質はわからないけれど、
緑色の湯で、臭い感触などから推測するに、多分、弱酸性系。
草津温泉の西の河原に泉質が似ている気がする。


2019年12月24日15:16|この記事を開くコメント(0)|カテゴリ:観光 

報告会

隊員は年に1度、活動報告をする。
任国によって違うかも。

現在モロッコの場合、
30名弱の隊員を年3回に分割して報告会を開催。

聴講のための交通費は自費。
宿泊費は条件により支給。

けれど、多くの隊員が聴講に来る。
やはり同職種の隊員の報告は聞きたいし、勉強になる。

報告会を聴講するのは、隊員だけでなく、
JICA関係者や大使館関係者も聴講する。

しかし、
報告会のターゲットとは誰なのか?
誰のために何のために報告するのか。

実際の報告会の意義・目的は知らないけど(笑)、
個人的には隊員に向けた報告で良いと思う。
活動を休んで、交通費を払って、聴講に来てくれた隊員に向けて報告がしたい。

話す対象が変われば、内容も代わってくる。
協力隊員の活動は、要請活動だけではない。

だから報告会の内容は、
生活での苦労・失敗した事、
任国の文化の発見や気づき、
活動を経て経験した貴重な体験など、
報告会の内容は、もっと多岐に渡って良いはず。

といっても実際そんな時間ないけどね。
報告できる時間は短いから、
要請活動の報告をするだけで精一杯w

それから、モロッコの報告会は、
服装について特に指示は無い(と思う)。

以前は民族衣装を着て報告する人が多かったけれど、
最近では、ほとんど見かけなくなった。

でも、スーツ姿で報告する人が多い。
みんなフォーマルな雰囲気が好きなのだろうか。
所長や大使館関係者も出席するから、気を使うのかな。

でも、誰かに評価されたくてボランティアしているのではない。
だからJICAや大使館に気を使った内容にする必要はない。

「隊員に向けて話す」という意味も込めて、
俺はカジュアルなスタイルで報告したいな。
やはり民族衣装を着て報告すべきか。。。


2019年12月21日16:08|この記事を開くコメント(0)|カテゴリ:ボランティア活動 

ボランティア調整員

ボランティア調整員。
略してVC。
任地で隊員を支えてくれる人。

VCとは何か?
一言で答えるには難しい議題。

VCによって働き方や考え方は違う。
国が違えば状況が異なるし、
隊員の雰囲気が変われば、VCの仕事も変わる。

基本的には、
隊員が任国に貢献したい、と思うように、
VCも隊員の役に立ちたい、と思ってくれる。

だからVCの仕事は幅が広い。
広すぎる。超多忙。

パッと思いつくだけでも、
活動先の開拓・契約、住居契約、各種書類の管理・作成、トラブル対処や安全対策、報告会等の開催、予算申請の受理、ボランティアの悩み相談、まだまだ沢山。

必要な能力も多い。
ビジネスレベルの言語、国際協力の心得、任国の歴史や文化と習慣の知識、それぞれの隊員の職種に関する知識などなど。

1人のボランティアが活動するために、
どれだけVCが働いて勉強する必要があるのか。

VCという頼れる人がいるから、
隊員は安心してボランティア活動ができる。

ありがたい。
しかし心強い存在だからこそ、ついつい甘えてしまう。

生活の悩みを相談したくなるし、
活動を手伝って欲しくなるし、
人間関係の愚痴も言いたい。

しかし、どこかに線引きをしないと、
ついつい身の回りの世話や、買物までお願いしてしまう。

私的なハガキ1枚を投函するにも、
「切手は何処で買える?値段は?何日で届く?」
「ポストの場所がわからない。投函お願いできますか?」
・・・VCは便利屋じゃない。

ボランティアってなんだ?
協力隊員は、あくまでもボランティア。
本来、活動や生活は隊員自身でするべき。

基本的なトラブルは、
隊員自身で解決するのが理想。
必要な情報は、
現地人や隊員同士から入手するべき。
・・・と自分は思う。

でも、もちろん、
VCの助けが必要な時もある。

自分の場合は、
「契約」と「健康」については、
遠慮せずにVCを頼ることにした。

例えば、
家賃や住居契約の事とか、
在留カード発行時のトラブル、
活動先の休暇契約、
盗難被害の手続き、
医療保険関係、
などは相談した。

けれど、
活動内容については相談しない。
活動トラブルは自分で解決する。

ご近所トラブルも自分で解決する。
事件性が無い限り。

あくまでも個人的に決めた線引き。
隊員によって考え方は違うし、
隊員とVCの関係もそれぞれ。

VCに頼り過ぎると、
自力でチャレンジする機会が少なくなってしまう。

でも、VCに相談しなさ過ぎて、
大きなトラブルになっても困る。

どこの世界でも、
線引きって難しいよね。。。

2019年12月18日12:43|この記事を開くコメント(0)|カテゴリ:ボランティア活動 

グナワ

イスラム支配前から伝わる、
モロッコ伝統の音楽「グナワ」。

帽子の上に付いているヒモをひょうきんにクルクル回す踊りが特徴的。

街で演奏してチップをねだる物乞い。
見学してるとチップをねだってくるので、基本的には逃げる。
たまにはチップを払って、がっつり撮影。

ガチャガチャ音を立てている金属製のカスタネットは、
「カルカバ」と呼ばれる楽器。

地域によってグナワ音楽の雰囲気は全然違う。
けれど「カルカバ」は全国どこでも見られる楽器。
土産物屋でもたくさん売ってる。

グナワ発祥の地((?)の南部メルズーガでは、こんな感じ。

ラバトとは全然違う雰囲気。
音楽も人種もアフリカ系に近い。
やる気が無さそうに演奏するのがポイント。

「ギンブリ」と呼ばれる楽器もグナワには重要。

ラクダの皮を張って作られた楽器。
ベース音が特徴的。

ただし、音量があんまり出ないので、
単独で演奏されることが多い。


2019年12月15日18:58|この記事を開くコメント(0)|カテゴリ:モロッコ文化 

ザゴラ(シェガガ砂丘)

モロッコ最大の砂丘「シェガガ砂丘」は、
ザゴラ南部の街「ムハミド」から約7km。
アートボード 1
それぞれ東西の町の関係性は似ている。

「マラケシュ」「フェズ」は観光都市、
「ワルザザード」「エルラシディア」は交通の要所。
「ザゴラ」と「リッサニ」は大きな市場がある物流の町、
「ムハミド」と「メルズーガ」は砂丘の村。
そして、
東の「シェビ砂丘」、
西の「シュガガ砂丘」。

旅行者に人気があるのは、メルズーガのシェビ砂丘。
マラケシュ↔フェズ移動の途中に寄るのに丁度よいし、値段も安い。

ムハミドのシュガガ砂丘は、
あまり人気が無い。情報も少ない。
そのせいか値段も少し高い。

しかし、シュガガ砂丘は、
モロッコ最大の砂丘で、
最高300m超えの砂山もある。

それから、砂風呂が有名らしい。
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※写真はインターネットから無断使用
膝や腰の痛みに効くらしい。本当かな。
従業員は腰を悪くしそうだけど。

マラケシュ往復で砂漠へ行くなら、
シュガガ砂丘の方が近い。
マラケシュ発着のツアーも沢山ある。

個人で行く場合、
ムハミドとシュガガ砂丘は少し離れているので注意が必要。
公道が無いので4WDで砂丘の淵へ行く必要がある。

自分が調査した4WDツアーは、
日帰り、1500dh(1台)、
テント泊、2500dh(1台)。
同じ値段で、最大6人まで。
というシステムだった。

今回は、2人旅だったので、
シュガガ砂丘までは行かず、
ラクダで90分の距離にある、
近くて安い、別の砂丘へ行った。
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高い砂丘は無いけど、
遠くの地平線まで見渡せる。

木々が所々に生えているけれど、
どことなく風情を感じる砂丘。
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ムハミドは本当に小さな村で、
旅行客も少なく、とても静か。
明かりが少なくて星がキレイに見える。

砂山だけの砂丘に飽きたら、
こんな砂丘を訪れるのも良いかもしれない。


2019年12月12日15:16|この記事を開くコメント(0)|カテゴリ:観光